matplotlibの破線の間隔を変える[python]

pythonのmatplotlibにて、破線の間隔を変えたいと思ったのですが、なかなか見つからなかったのでまとめました。

matplotlib

みなさん、pythonでグラフを描画したい場合matplotlibを使っていると思います。

基本的な使い方は以下のように簡単です。

import numpy as np  # NumPy を読み込む
import matplotlib.pyplot as plt  # Matplotlib を読み込む
x = np.arange(-10, 10, 0.1)  # x座標を-10 から 10 まで 0.1 きざみで取得
y = np.sin(x)  # 正弦関数の式を記述
plt.plot(x, y)  # x, y をプロット
plt.show()  # グラフを表示

sin波をプロットしてみました。

これが基本のグラフ表示です。

plt.plot()のパラメータを指定してあげれば、線の太さや種類、色などを変えることができます。

5行目のplt.plot()の部分を以下のように変えてあげましょう。

plt.plot(x, y,linewidth=5,linestyle="dashed", color="red") 

このようにパラメータを変えることでお好きなデザインのグラフを描画できます。


破線の間隔を変える

ここからが本題です。

上の破線グラフの間隔を変えたいときは、パラメータにdashesを加えてあげます。

先ほどと同じ部分を以下のように変えてください。

plt.plot(x, y,linewidth=5,linestyle="dashed", dashes=[8,4], color="red") 

変わりましたね?

dashes=[8, 4]の部分が破線の間隔を示していて、
dashes=[線部分の長さ,空白部分の長さ]と指定でき、その間隔が繰り返されます。

間隔は複数も指定でき、[線部分の長さ1,空白部分の長さ1,線部分の長さ2,空白部分の長さ2]のように指定すると繰り返してくれます。

例えば、以下のように増やすと

plt.plot(x, y,linewidth=5,linestyle="dashed", dashes=[5,1,2,1], color="red") 

さらに増やすと

plt.plot(x, y,linewidth=5,linestyle="dashed", dashes=[5,1,2,1,0.5,1], color="red") 

これでお好みの破線をデザインして、所望のグラフを描画できます!!

皆さんもお試しあれ!!

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