本日、2020年3月25日は、北海道大学の卒業式の日でした。
しかし、新型コロナの影響で中止となってしまいました。
全体の卒業式は学長のメッセージ等がWeb上に上がるだけの簡素なものでした。
その後、本来は情報理工学専攻などの学科に分かれての授与式があるのですが、
こちらは遠隔での学位授与式という形で執り行われました。
遠隔学位授与式
Zoomという会議用ソフトを用いて祝辞と各賞表彰者の発表が行われました。
参加者はPCからその映像を観るという形です。
しかし、最大同時接続数が100ということで研究室単位での参加が求められました。
ですので、ゼミ室に集まりみんなでコース長などの挨拶を聞きました。
画面越しに学位記授与を見守る様子
なんともシュールな画ですね(笑)
式は20分ほどで終わりました。
遠隔卒業式って日本初なのかな!?
東日本大震災の時にどこかであったかもしれません。
おそらく北大では初めてではないでしょうか?
感想
僕としては普通にやっても式典系は面白いと思わないので、むしろこちらの方が思い出になって良かったと思ってます。
情報系の学科ですので、「中止にするくらいなら遠隔でやってやる!」という気概を示せたのではないでしょうか?(笑)
「遠隔での授与式はやる意味があるのか?」と言われると、今回は祝辞や表彰のみしか行われず、
本来あった懇親会に関しては中止されています。
懇親会も、遠隔でやってしまえばもっと面白かったかもしれません。
しかし、大人数の遠隔パーティを映像や音声のやり取りだけでやろうとしても、多くの人がコミュニケーションできないで、終わる気がします。
今回のコロナの影響で学会なども遠隔で開催されています。
学校も休校になり、授業も遅れが生じていると思います。
今回の件で仮想空間での臨場感のある集会の実現は、より活発な議論や、参加者の満足度を向上させるためにも必要だなーと感じました。
改めてVR,AR技術の発展が重要だと痛感しました。
これからの未来、何が起こるかわからないし、
情報に携わる者として、まだまだやるべきことはたくさんあると感じました。