こんにちは
今回はヒアラブルデバイスの試作として耳の内部の音を録音するデバイスを作りましたので紹介します.
まずヒアラブルデバイスについて軽く説明しますと,多数のセンサを搭載したイヤホン型のスマートデバイスを指します.
最近AppleのAirpodsなどを付けてる人をよく見かけますし,これからはヒアラブルの時代や!ということでこの記事を書きました.
そして今回は耳の内部の音を録音出来たらおもしろいんじゃね?ということでイヤホンを改造してマイクを取り付けることにしました.
以下が使用したイヤホンとマイクです.
なぜこの二つにしましたかというと
まずイヤホンの方はとにかく安い!
そしてハイレゾ対応とのことでこちらの商品にしました.
ハイレゾ対応商品は基本的に超音波の周波数帯を再生保証しておりこちらの商品も40kHz対応です。
次にマイクですがこちらはとにかく小さい!
そしてこちらも80kHzまで録音できるとのことでしたのでこちらの商品にしました.
なぜ超音波にこだわったかといいますと,まあ詳しくは言えないのですが人間の可聴域外の信号を出して色々研究してまして今回もそういうことができたらいいなーと思って選びました.
それで,どうやってこのマイクをイヤホンに組み込もうかなと考えましたが,
まあ壊すしかないよね(笑)ということでまずはイヤホンを分解していきます.
こんな感じて銀と黒い部分の境目からペンチでパチリパチリと穴をあけていきました.結構しっかりした作りで流石Xiaomiといった感じでした.この構造がそれぞれのイヤホンの特色を出す大事な部分ですので当然と言えば当然ですが…
そしてドライバだけ残してすべて取り除きます.
この部分がドライバです.このパーツの先の穴から音が出てきます.
では次にマイクを使えるようにはんだ付けです.
ここの写真が無くて申し訳ないですが,とりあえず細い銅線でOUTPUT,Vin,GNDを接続してください.
注意点としては真ん中の穴にはんだをいれないようにしましょう!!
マイク部分なので壊れてしまいます。あと銅線の向きは一方向にそろえてくださいね
マイクとドライバのサイズがほぼ一緒なので接着剤でくっつけました。
耳に挿す部分は壊してしまい,粉々ですから,3Dプリンタで作ってあげました。
無い人はジャンクイヤホンで,壊さずパーツを取り出せるものから取り出して使ってください。
後はマニュアル通りマイクの配線をすれば,完成!!
イヤホン線とマイク線が2本あるんで三つ編みにしてまとめました。
次は録音できるか確かめる実験です.
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